珍プレー好プレー。本人尋問を読む その6
今日もいくよー
初めての人はこちらから。
一寸書き方変えてみます。
今日は、精神科まちどりクリニックに2015/5/20に行ったときのカルテからの質問です。
青:北口弁護士
赤:伊藤氏
緑:伊藤氏側弁護人
精神科医の先生にも「Black Box」に書かれているようなことを全部話したということですか。
その「Black Box」に書かれてあることがどこまでの範囲か分かりませんが、
被害事実については話しています。
この裁判を起こす動機となった性的暴力被害についてはきちんと具体的に話しているという理解でいいんですか。
はい。
ところが、あなたは何も覚えてなかったんじゃないですか。
・・・・・。
何も覚えてなかったし、まちどり医師には何も話ができなかったんじゃないですか。
どういうことでしょう。質問の意味がわかりません。
甲第25号証の1を示す
1ページ目を見ると、これはまちどりクリニックという精神科の医師のカルテなんですけれども、「外傷後ストレス障害」という傷病名の記載がありまして、この治療開始日が平成27年5月20日となっていますから、この日が初診日だということになりますね。
はい。
ぱらぱらとめくっていただくと、・・・・・こういう病歴が書かれたカルテの記事がある中断辺りに、ちょっと読みにくいですけれども、いわゆる「rape drug」、レイプドラッグというのは英語で書かれています。その次を読みますと、「Pt」。ペイシェントは、これは患者という意味です。「Al」、これはアルコールです。アルコールはかなり強い、気を失ったことはない、5時頃、「5」という数字と「頃」という漢字の間に点がありますけれども、これは温度の度と同じで、5時というカルテ用語です。5時頃行為に及んだ記憶はないと書かれているわけですよ。これは分かりますね。
(うなずく)
そうすると、ちょっと崩し文字で分かりにくいんですけれども、行為に及んだ記憶がないと書かれているのか、行為に及んだが記憶がないと書かれているのか、ちょっとまちどり先生に聞かないと分からない部分がありますけれども、あなたが「Black Box」で書かれているような具体的な事実については一切記載がなくて、いずれにしても記憶がないというふうに書かれているんですよ。あなたの今の証言と矛盾しませんか。
私がまちどりクリニックを受診したのはこの件があってからなので、
具体的にどのようなことがあったのかはお伝えしているはずです。
また先生のカルテはとても読みづらい上、先生がどのような意図で
そういったメモをしているか分かりませんが、なので、
そのメモについては私はコメントできません。
あのさぁ、この件に関してのカルテなので、「この件があってからなので」って当たり前じゃねぇ?
「お伝えしているはずです」ってまたカルテが間違ってますってか?
どのような意図でって、カルテなんだし、精神科医なんだからクライエントがどういう精神疾患があるのかないのか、あるならどうなのか、原因は何なのか経緯を細かく聞くのが当たり前でしょ?
それでも「言ったはずなのに」とかっていうならカルテが間違いだって証明しなければならないのは、貴方なんですけど?
だけれども、まちどり先生としては診療内科の専門医ですから、しかもあなたがPTSDになったかもしれないと心配して書いているわけですから、どのような心的外傷を起こすような出来事があったかというのは詳細にメモするのが当たり前だと思うんですけれども、記憶がないなんてことを書くことはあり得ないんじゃないですか。
それはまちどり先生に聞いてください。
はいはい、またカルテが悪い、医者が悪いですか。
中略
「お疲れ様メール」を送った件について
私はこれは自分で書きました。
え?他の以降のメールは、やっぱりKとかRが考えて書いたということですね。
日本の一般常識で、強姦に遭った女性が相手に出せる内容なのかどうか尋ねる。
一般社会的常識って、どこの常識の話をしているのか分からないです。
日本の常識です。
それにお答えはできません。
これは、逃げが想定できる聞き方なので、常識というよりももうちょっと具体的な聞き方が良かったように思う。
なぜ答えられないんでしょうか。
なぜならこのように同じように被害があったことを隠してそのまま
生き延びるために同じように振る舞っている女性たちを今まで
私は何人も知っているので、私の常識は
あなたの知っている常識ではありません。
じゃ、そういった人の常識を、あなたが知っているそういった性的暴力被害に遭った人の常識としてこういった文面はあり得ますか。
あり得ます。
あり得るんですか。
はい。そういったレポートも日本フェミニストカウンセラーの方が
レポートを取っているので、是非そちらも参考にしていただければ
と思います。
これは詭弁ですね。逃げたね。
なぜなら、生き延びるために迎合的に振舞うというのは、相手が身近にいる場合であり、消極的に合わせていくという意味です。
ご存じのように、既に物理的にもDCと東京という距離もあるし、全く接点はなくなるはずの関係で、最後に分かれてから3日足らずで、彼女からメール接触するというのは生き延びるために迎合とは言えない。
混乱しているなら、メールは打たないし。これは常識ではなくて
人間の心理の話なので、常識を出すと、はぐらかされてしまうところですね。
ま、いずれにしても人間の心理として、強姦された相手に数日後に積極的にメールするというのは、よほどのDV依存か、M体質などの特殊な性向の人しかいない。それか強姦など全くなかったかのどちらかである。
性被害者を取り巻く事情についてはこちらを参照されたし
http://vsco.info/270725kouen.html