主張の縮小、法定外での強弁
さてさて、BBの矛盾、その裏での行動の矛盾、裁判での茶番を見てきましたが、
ポイントをまとめて、全体を俯瞰してみたいと思います。
時系列については、
に詳しいので、そちらを見ていただくとして、
今回の事件の司法関係の流れを見たいと思います。
◆まずは、こちら
2015年4月9日
伊藤氏は、一人で原宿署に相談に行き、その後所管の高輪署へ2015年4月30日に
上記「準強姦」の罪状で山口氏を刑事告訴しています。
準強姦とは意識がなかったり、物理的心理的に抵抗できない状況下(抗拒不能)で性交を一方的にされることです。
勘違いしないでほしいのですが(常連の方は勘違いはしないと思いますが)、
同意がない性行為だけでは、犯罪を構成しません(罪にはならない)
同意の有無が問題になるのは13歳未満の相手への性行為の場合のみ、責任故意が阻却される場合があるだけです。
そして、以前のブログでお知らせしたとおり、伊藤氏は午前2-3時の間の準強姦しか問題にしていません。
そして、こちらは2度不起訴になっています。
新しい証拠がなければ、罪にもならないです。
その後、メディアに出るたびに少しずつ、言説を変えていった。
例えばこれ
MAPカルテについて。
— lisanha123 (@lisanha123) 2020年7月5日
BB:「いつ失敗されちゃったの?」2017/10/20出版
裁判尋問:「いつ失敗されちゃったの?」2019/7/8
TBSラジオ:「何時に失敗されちゃったの?」2017/6/7
アエラ:「何時に失敗されちゃったの?」2017/6/11
そして、第一審後の会見、
「What time did it fail?」
英語でボロが出る pic.twitter.com/Wo40D5t0ii
2017/7/11 フジテレビ ユアタイム
— lisanha123 (@lisanha123) 2020年7月10日
「何時に失敗されちゃったの?」 pic.twitter.com/VvtovP57Mp
BBに午前5時の強姦致傷捏造し掲載するための下準備である。
夜中には記憶なく午前5時に性交されたを主張するには、カルテの存在は邪魔。
そして、2017年10月18日BB出版
ちなみに、出版の際にも2回の新潮掲載、かなりの数のメディアのインタビューを経て
山口氏が犯罪者であるかのような印象へ道筋をつけてからの出版であり、用意周到であり、悪質である。
◆では次に、訴状の主張を見てみよう
途中までは準強姦、その後強姦致傷という合わせ技である。
正直言って、刑事でもこの罪状はありえない。
刑事ではこの場合は、強姦致傷1罪を構成するだけである。
刑事で準強姦で訴えただけなのに
訴状の段階で盛り過ぎである。
この後答弁書そして、反訴状☟
山口氏は反論をだしている。
一貫しているのは、4/4午前2-3時に「合意の上で性交した」もっというと
伊藤氏側から、手や口を使い積極的に誘われて性交したと反論していることだ。
民事訴訟は、公判を充実迅速に行うため、何度か準備書面を交わして、
主張反論を戦わせてすり合わせをしていくのだが・・・・・
これ以降の準備書面には、
なんと、
山口氏の合意の上での性交だったに対する伊藤氏側からの反論がないのだ!!
民事訴訟だと反論がない=認めたではなく、争う姿勢であるのだが、
普通であればいろいろな証拠を出して自分が受けた強姦被害をどんどん主張していくのだがそれはしていない。
この瞬間伊藤氏側の主張が「合意がない性行為」に切り替わったということである。
だからこそ、フラワーデモで大々的に「一番お話したいことは合意についてです」
と対外的に宣伝し始めたんですよ。0:48から
伊藤詩織さんフラワーデモ参加「どんな服を着ていても性的合意ではありません」
これには、小川先生もびっくり( ゚Д゚)されてました。
結論を言おう
訴状のあとすぐ以降、伊藤氏側は合意の有無にすり替えてきた。
つまり、大々的にレイプ犯を追い詰めるふりをしながら、その裏で
密室の出来事ゆえに現実的に認められそうな理由にすり替えていたのだよ、諸君!!
だから、カルテも見せられないし、防犯カメラ画像も見せられないのだよ。
最初だけ強弁して、あとは目くらまししてるだけ。
だから、判決もグダグダなのだよ。
合意なしが認められたと喜んでるのは、ネジが3本足りないんだよ。