lisanhaのPansee Sauvage

野生の思考

新資料、控訴審における控訴原告陳述書(一部抜粋)

全体の裁判資料については、

こちらの魚拓をご覧ください。

https://web.archive.org/web/20200817225353/https://www.justiceforny.com/index.html

 

さて、控訴審における資料が閲覧できるようになり、新資料が続々と出ていることがわかりますが、

なぜか、大事なところを省略してUPされる方がいらっしゃるので、省略部分をこちらにUPします。

新サイトでは、全文をUPし、本人調書(口頭弁論で話した内容)も全文UPする予定です。

では、まいりましょう

 

控訴人陳述書

6.性行為に至る経緯について。

 

あの夜、伊藤氏にアルコール性健忘う現象が発したかどうかは知る由もありません。ただ、伊藤氏が午前2時から3時頃、嘔吐した失態を穴埋めするめに積極 的に性行為を求めてきたことは、紛れもない事実です。 

はこれで、警察や検察の聴取や裁判を通じても性行為に至る過程と性行為 のものについては求められた場合に必要最小限を語るにとどめていました。それは、伊藤氏の誘惑行を詳しく述べる事は、独身女性である伊藤て酷な仕打 ちに感じらたからです。しか、伊藤氏が度重なるウソと捏造によって、世界中で 私を犯罪者呼ばりし続けている以上、伊藤氏が当夜どうう行動をとったかを正確 に申し述べる事で、 

・性行為は合意に基づいて行われたものであり、

・伊藤氏の求めがなければ性行為は行われなかった 

という重要な事実を示す必要があると考え、以下、当夜の経緯をできるだけ正確に述 べさせいただます。 

あの夜、午前2時か3時頃に伊藤氏が目覚めてトイレに立ち、戻ってきた後の伊藤氏は、口調も歩き方もしっかりとしていて、全く素面に見えました。そしてホテル客室内で嘔吐するなど私に多大な迷惑をかけた事に気が付と、繰り返し「こんなご迷惑をお掛けして、ごめんなさい」等と私に謝罪し、「私は不合格ですか?」などと、 

TBSワシントン支局で働くチャンスを失っていない事を何度も確認するような発 言を繰り返しました。そして、ベッドに腰かけてなだめていた私の手を握ってベッド の中に私を引き入れると、手を握ったまま私の方に向き直り、スラックスもストッキ ングもはいていない裸の左足を私の体に密着させました。こうした行為の間にも、伊 藤氏は「私は不合格すか?」と就職するチャンスが続いているのかを尋ねる言葉を 繰り返して私に確認しようとしまし。そして、伊氏は密着させていた生足を持ち上げ、私の右足に絡ませました。 

明らかに私を性行為へと誘惑する伊藤氏からのアクションでした。しかし伊藤氏の一連の誘惑行為は、経緯から言って、恋愛感情の発露ではなく、自分の失態を性行為によって挽回しようという利己的な動機が明らかため、私は伊藤氏の求めに行為をする意欲があまり湧きませんでた。また、伊藤氏の髪の毛に付着して いた吐瀉物が放つ嘔吐臭が強かった事もあり、嗅覚に鋭敏である私は(少年期から数百人に一人のレベルと専門家から指摘され、嗅覚に関する研究の被験者となったこともありました)、嘔吐臭から顔をそむけて上を向いたままあまり反応せず、自分から 積極的に伊藤氏の体を触る事はありませんでした。すると伊藤氏は、私の方に向き直 り、Tシャツを着ていた私の胸の上に、右手をそっと置きました。そして、親指をわ ずかに、しかし繰り返し往復させまし。その動きはだんだんと大胆になり、私はTシャツの上から掌で愛撫される形になりまし。その後伊藤氏はTシャツに手を入れ、私の乳首周辺に掌を置き、親指を往復させて私の右乳首を愛撫しまし。私は性にここまで極的にアプローチされた経験がなかったので驚きまし。「どうしても日本のテレビ局のアメリの支局で仕事をしたくて必死なんだな」と思い、少しかわいそうに感じました。夏目漱石の小説(「三四郎」)の中の「かあいそうだたほれたってことよ」という箇所のセリフが突然に脳内に浮かんだのを覚えています。 

こうした経緯を通じて、歪ながらもある程度の親密な、的な雰囲気が醸成されてきました。伊藤氏は私のTシャツを脱がそうとし、私もそれに協力しました。伊藤氏は私の陰茎を部屋着の上から指で愛撫し、部屋着を脱がそうとしましたので、私は自分で脱ぎました。伊藤氏はブラジャーを脱ぐために上半身を起こし、私も協力しま した。結果として二人は全裸になりました。この間も、伊藤氏はまるで呪文のように 

 

「私は不合格ですか?」と言続けていました。 

氏は私の陰茎を手の甲でこすったり掌で握ったりしまし。しかし、私は伊藤氏吐臭がどうしても気になり、体が反応しませんでした。す、伊藤氏は仰向 けのまま体を下方向に滑らせ、シーツの中で体を反転させると、私の陰茎を口にくわ えまし。伊藤氏のあまりに積極的な行動に驚いたのと、伊藤氏の歯が陰茎に当たっ て痛かったので、私は伊藤氏から体を離しまし。陰茎が立たずに性行為に至らなか った、面目ないとい情もあったので、自ら陰茎を触っ刺激を与えました。こ時伊藤氏は仰向けで両足を大きく広げ、受け入れる態勢を取っていました。そして、中途半端ながら反応した陰茎を伊藤氏の陰部に当て、「挿れるよ」と言うと、伊藤氏 は私の首に手をまわして私を自分にかぶらせる体勢にし、性行為が始まりまし。 

しかし、もとより自分から積極に求めた性行為ではなかったのと、どうしても嘔吐臭が気になってしまい、陰茎はほどなく萎えてしまい、性行為は短時間で終わり仰向けで横に並んでいる状態になりまし。伊藤氏が右、私が左側でした。 気まずい沈黙と取ってつけた雑談の後、伊藤は私の陰茎を手の甲で摩擦した後、掌で握って刺激しました。陰茎は多少反応しまし。私は一回目の性行為が中途半端 で終わってしまって情けなく、た申し訳なく感じてた事もあり、もう一度性行為を試みようと、体を起しまし。伊藤氏は仰向けの体勢で自ら足を大きく開き、私 の陰茎を右手で握って自らの陰部に当てまし。その段階でも陰茎の強度は十分でな かったので、私は面目なく恥ずかしく感じまし。中途半端な状態の陰茎を何とか挿入させましたが、結局うまいかず、二回目の性行為は一回目よりもさら短時間で、あっけなく終わりまし。 

伊藤氏がトイレに起きて、性行為を二回行その後眠り落ちるまで間、伊藤氏 のしゃべる言葉は、発声は明瞭で語尾もはっきりしており、全く酔っているようには 見えませんでした。また、先に詳述しましたり、ベッドで伊藤氏が見せた数々の積 極的な性的アクションは、酩酊している女性には到底でないようなものばかりでし。ま、行為の最中にも「私は不合格ですか?」と繰り返した事も併せて考えば、自分の失態を挽るとい明確な目的意識に基づい行動であった事は自明です。 

伊藤氏が午前2時か3時頃の性行為の経緯を覚えていると考えていたからこそ、私 は伊藤氏が4月4日の朝、「君は不合格ではないよ」趣旨の発言をしたのです。 

がこ発言をしたことは、伊藤氏も認めています。伊藤氏が性行為の最中でさえも「私は不合格ですか?」と呪文のよう繰り返しことを、伊藤氏本人が覚えている に違いないという前提での発言なのです。もし、伊藤氏の主張通り、伊藤氏が朝5時 頃まで意識を失ったままの状態だとすれば、この発言は意味を失い、辻褄が合なくなってしまいます。 

ですから、警視庁が捜査の結果、「伊藤氏が前2か3時頃の性行為の記憶を失っている可能性がある」と考えている事を○○警部補から聞かされた時には大変驚きまし。 

その一方で、「警察が、私が嘘をついていないと受け止めている事はとてもよかっ。」と安堵しました。あれだけ自律的にしゃべり行動した伊藤が、その時の事 を覚えていないといのは、にわかには信。自分か極的に私を性行為に 誘った経緯と、自分の性行為時のアクションの詳細を、警に言いたくないだけなのではないか」とも感じました。 

 

以上が、4月4月午前2時か3時頃に伊藤氏と私の間で起きた事実であり、度重なる警察の取り調べでも、この事実に基づいて正直に誠実に陳述しまし。つまり○○事はひたすら「午前2時か3時頃」に「準強」があっか否かをに質問し続 けたのであって、午前5時頃の行為については、だの一度も質問されたことはあり ませんでし。もちろん、伊藤氏が後になって突然主張し始めた「午前5時の強姦行 為」「いやがる伊藤氏に無理やり姦淫しようとした暴行・脅迫行為」「膝や乳首などの怪我」等という話など、一度も警察で聞かたことがありません。したがって伊藤氏は当時察官に対して「午前2時か3時頃の準強姦」を主張していたのであって、「午前5時頃に犯罪被害に遭った」とは主張していなかった事は明 らかです。もちん、伊藤氏は聴取の中で、朝5時以降の経緯や行為に関し何らか述をしたのでしょう。しかし、そこで「朝目が覚めた後も、性犯罪被害に遭った」と主張していたのであれば、捜査員はその事も私に尋問していたはずです。 

 

氏が当初、朝5時頃に犯罪被害を受けたという認識すら持っていなかっことは、医療機関の複数の記録からも証されています。伊氏が4月4日に受診した診 療所、イーク表参道のカルテ(乙7号証)、4月17日に受診したまつしま病院のカ ルテ(8号証)、5月7日受診した新百合ヶ丘総合病院のカルテ(乙9号証)でも、伊藤氏は「(被の間の)記憶がなく」「4月3日に被害」など)述べたと記録されていて、「4月4日朝自分の意識がある状態での性行為」に言及している 記録は皆無なのです。伊藤氏に、朝5時頃に犯罪被害に遭ったという認識が全くなかった事、客観的証拠を見ても明らかです。 

 

ところが、私が「準強姦」で不起訴になり、検察審査会も不起訴相当となった、伊藤氏は午前5時の強姦致傷」へと主張を変遷させたです。「午前5時頃」時間を変遷させは、防犯カメラ映像から、伊藤氏自身が、午前6時前にホテ ルを出ているのが明らかであったので、その直前に襲われたとのストーリーを作り上 げるめであろうと思ます。そして準強姦」から「強姦致傷」と変遷させは、まず、検察審査会でも不起相当とさた状況を逆転させるために被を大きく見せかける意図があったのだろうとみてます。 

さらに、「より残酷な被害をでっちげた方が、日本と海外のマスコミの注目度が 高まる」と、伊藤氏は考えたと思います。さらに伊藤氏の思い込みであり全く根拠が ない「デートレイプドラッグ」なる薬物の使用疑惑については、伊藤氏は警察・検察 の捜査、検察審査会の手続き、さらに一審二審を通じて、公的な場ではただの一度も 張したことがありません。ところが、自分の著書(「Black Box」)はもとより記者会見やマスコミのインタビュー、テレビラジオの番組出演では、あたか も私が薬物を使った事実があるかのように何度も何度も繰り返し主張しました。今の刑事告訴と民事訴訟を通じて、伊藤氏は「根拠のないことを言っても、マスコミは大く扱ってくる」という経験を繰り返し、「根拠のない主張」「事実を捻じ曲げたりでっち上げたりしても大丈夫」とタカを括っているのだと思います。法廷の中 外で主張を変え、マスコミに対しては根拠のないい込みと、事歪曲・捏造し た架空のストーリーを好き放題拡散し続る伊藤氏激しい憤りを感じます。 

このうに、犯行時間と犯行態様とう極めて重要な事実を、客観的に変遷させた藤氏の主張にそもそも信用性がないことは明らかです。 

ところが、あろうことか原判決は、伊藤氏の供述を私の供述と比べ「信用性が相対的に高い」とし、伊藤氏の供述をもとに、「意識のない」入眠中に性行為に及んだ事実、「意識を回復て」性行為を拒絶した後も強姦行為を継続させた事実を不当に認 定しました(29頁23行目以下)。さらには、「証拠(原告9・14・15頁)及 び弁論の全趣旨によば、原告は、被告から本件行為をされた際に、乳首や腕、右腰 を負傷したこと、...が認められる。」(32頁12行目以下)などと、客観的証拠の ないままに「傷害」(原判決32頁13行目「乳首や腕、右腰を負傷」)の人身被害 まで不当に認めてしまったです。 

本当の被害者であれば、医師の診断書を提出することで、容易に傷害被害を立証で きるはずのところ、そのような客観的な証拠は何もありません。 

は、伊藤氏が着用していたブラジャーを押収し、私のDNAを採取しています(甲8)。伊藤氏が、本当に、首から出血していたのであれば、伊氏の血液がブラジャに付着しており、警察は、容易に、採取できたはずなので、「致傷」事件として処理したはずです。 

しかしながら、警察は、「致傷」事件として処理しませんでし。担当の○○部 補は強姦や強姦致傷なら動きやす」と述べてました。もし私伊藤氏に出血す るような怪我を負わせていのであれば、○○警部補は罪状に強姦致傷か傷害を加え ていた事は間違いありません。しかし、事件の罪状は準強姦のままでした。「怪我させられた」という伊藤氏の主張が明らかな虚偽だからです。 


ところが原審は、簡単に収集できたはずの客観証拠すらもいにも拘らず、上記のおり乳首等を負傷したとまでの極めて杜撰な断をしています。